ドロップシッピング コラム
ドロップシッパーの視点から見るドロップシッピングのメリット・デメリット
ドロップシッピングを導入するメリット・デメリットをドロップシッパーの視点から見てみます。
ドロップシッピングの定義が人によって違うと思うので、ここではDSPを使った場合のドロップシッピングについて見てみます。
ドロップシッパーから見るドロップシッピングのメリット
- 在庫を持たなくて良い
- DSPから商品写真を受け取り、自分のサイトにその写真を貼って販売するので、在庫を持つ必要がありません。
- 金銭的なリスクがない、もしくは少ない
- 普通にゼロからECサイトを始めるには数十万〜数百万の初期投資が必要です。しかし、ドロップシッピングではDSPを利用することで初期投資をゼロ、もしくは数万円に抑えることが出来ます。
- 販売商品を集める、作る必要がない
- ECサイトを始めるにはまず商品がなければ話になりません。ドロップシッピングではDSPが商品を集めて、ドロップシッパーに提供してもらえるので自分で商品を集める必要はありません。ただし、DSPが取り扱っている商品しか販売出来ませんが。
- ブログで販売
- ECサイトでなくても、個人のブログで販売することが出来ます。
例えば、「昨日食べた◯×というお菓子がおいしかった!!」という記事を書いたとします。普通はその記事を読んだユーザーがその◯×というお菓子が気になれば「そっか。明日コンビニで買ってみよう。」となります。しかし、ドロップシッピングを利用すれば、「昨日食べた○×というお菓子がおいしかった!!」という記事に「○×を買いたい人はこちら」というふうに付け加えて、そのブログ内でユーザーに販売することが出来ます。"でも、それアフィリエイトで出来るじゃん"と思った方は次のメリット項目を読んでみて下さい
- 販売価格を自分で決められる
- DSPに登録されている商品には卸価格というのが設定されています。ドロップシッパーはその卸価格に好きなだけ価格を上乗せして販売することが出来ます。(DSPによっては販売価格の上限を定めているところもある)
アフィリエイトでは販売システム上、これは出来ません。
- 商品の配送をする必要がない
- 通常のECサイトだと注文を受けたら、商品を配送しなければなりません。商品を包装紙に包んで、宛先を確認して、宅配業者に頼む。注文が多くなればなるほど、結構大変です。ドロップシッピングでは注文情報を受けたサプライヤーが直接消費者まで配送します。ドロップシッパーは販売さえすればよいのです。
ドロップシッパーから見るドロップシッピングのデメリット・問題点
- 販売価格設定の問題
- メリットの項目で「販売価格は自由に決められる」と書きました。ただし、販売価格を自由に決められるからといって、高くし過ぎてももちろん売れません。他のECサイトでもっと安く売ってるんですから。となると、ドロップシッパーが得る利益を減らさなければ、販売価格は安く出来ません。
- 配送の問題
- ドロップシッピングでは注文情報を受けたサプライヤーが直接消費者まで商品を配送してくれます。で、ここで問題が起きます。ドロップシッパーのサイトで商品A(サプライヤーZの商品)、商品B(サプライヤーYの商品)を消費者が同時に注文したとします。商品はサプライヤーから直接配送されるため、「消費者の元に商品Aがまず最初に届いて、商品Bは次の日に届いた」ということになる可能性があります。こうなると消費者は混乱します。「一つのサイトで商品を買ったのになんで別々に届くんだろう?」
(DSPによっては一度DSPの元に商品を全て集めてから配送する形をとっている場合もあります。この場合、1つの場所から配送されるので問題ありません)
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